nonexistence, possibilia, impossibilia

reading metaphysics phenomenology

嵐のような一週間が過ぎたと思ったら、次の課題がもう眼の前に。残されたわずかな時間でどの文献を読むべきかを決めるため、二日ほどかけて次の論文を眺める。

  • Peter van Inwagen, "Two Concepts of Possibile Worlds," 1986
  • Peter van Inwagen, "Meta-Ontology," 1998.
  • Michael Loux, "Introduction" in The Possible and the Actual, 1979.
  • Alberto Voltolini, "Are All Alleged Possible Objects There?," 2000.
  • Alberto Voltolini, "Are There (Nonexistent) Intentionalia?," 2006.

その結果、とりあえず目下の関心にふさわしいのはVoltolini論文ではないかという結論に至る。まあ最初から予想できた結論ではあるのだけど。

それと平行して、フッサールとマイノングの（私情も含めた）微妙な関係についての基本情報を得るために、

  • Robin D. Rollinger Husserl's Position in the School of Brentano, 1999.

のマイノングの章も読む。マイノング主義批判をしている未公刊草稿が引用されているので非常に役立つ。