2008-09-09から1日間の記事一覧

Brandl 2000

Johannes Brandl "Do Events Recur?," 2000. チザムについての節だけ読む。A Realistic Theory of Categoriesに出てくる「状態 states」という未定義概念がよく分からなかったのだけど、ようやく輪郭らしきものが見えてきたような気がする。

Husserl, Hua. XXVI

Edmund Husserl, Vorlesungen über Bedeutungslehre, §§ 16-7. 翻訳しながら読む。名辞的表象の対象への関係を、それが述定という文脈において登場しうることから説明する箇所。そういった述定が真でない場合には、対象への関係はどうなるのか、という問いを…

Chisholm 1976/79

Roderick Chisholm, Person and Object, Chap. 4. 第四章を最後まで。個別者としての出来事という発想に慣れてしまっていると、ここでチザムが述べていることはかなり異様に見えてしまう。同時代的にはどうだったのだろうか。