Friedman 2006

  • Michael Friedman "Kant, Scepticism, and Idealism," 2006.

本筋の研究のほうをやる気分になれなかったので、読みたかったものをさっと読む。カントの超越論的観念論の拠り所である現象と物自体の区別に対するヤコービの批判からドイツ観念論へ、という例の流れを同時代の自然科学の展開をふまえて追っていく。面白い。今度また気が向いたときには、もっと丁寧に読みたい。