Husserl, Hua. XXXVI

  • Edmund Husserl, Transzendentaler Idealismus, Hua. XXXVI, Nr. 6, §7.

レアールな事物は射影するが、体験は射影しない、という例のアレ。フッサールがここから引き出したい帰結は、認識論的というよりも存在論的なものだと思うのだけど、果たしてどうなのか。少なくとも、これが単なる認識論的考察なのだとしたら、懐疑論(あるいは、懐疑論への間違った過剰反応)と何が違うのだろうか。