Husserl, Hua. XXVI

  • Edmund Husserl, Vorlesungen über Bedeutungslehre, § 34.

訳読。(a)から(c)までの下位区分がある8ページにわたる節とはいえ、やや減速してしまった。いろいろな「合致Deckung」関係を区別しているところ。具体的にはどういうケースが考えられているのかを踏まえれば、まあそれほど難しくはないのだけど、それを踏まえるのがとても難しい書き方がされている。それにしても、フッサールのこの細かさは、生き生きとした具体的な体験の襞に分け入っていることから出てくるものでは、絶対にないと思う。いい意味で。