ルイス1989

  • デイヴィド・ルイス 「言表への態度と自己への態度」*1

これは読むべきだろうと以前から思っていたものを、翻訳で一気に斜め読み。こういう読み方をしてもほとんど意味はないのだけど、今のところ放置しておいても問題がないかどうかの判断くらいならこれで十分付けられるのでよしとする。結果、これは読んでおかないだめでしょうという結論に至る。命題的態度への形而上学的な色彩の強いアプローチを目にするとなんともいえない高揚感を覚えるあたりに、自分が(初期)現象学の研究者であることを一番強く実感する。と言うと、大抵よくわからないという顔をされてしまうのだけど。

*1:David Lewis "Attitude de dicto and de se," 1979.