Bernet 2004

  • Rudolf Bernet Conscience et existence, 2004, pt. 1, ch. 1.

平行して博論用作業。第二章の準備のためにベルネット本の最初の章を再読する。『論研』第一巻で表明されている立場はもっぱら論理学の対象に関するプラトニズムであるという皮相な解釈に抗して、同書でも認識主観と論理法則の関係が決定的に重要な仕方で問題にされていることを示すとてもいい論文。フッサール研究者なら読んで損はない。